昔話(3) 学生時代(2)
学生時代は、研究室のパーソナルな環境もあったが、時間のかかる大きな計算は「計算機実習」という単位もとらなければいけないせいもあって、汎用機を使っていた。
入学したころはUNIVAC(現UNISYS)の汎用機で、入力は紙のパンチカードに穿孔機で穴を開けていくのがプログラミングだったため、これを何十枚、何百枚も作るに穿孔機の待ち行列がたまらなかった。悪い友人に騙され、『大岡山の東工大の穿孔機は空きが多いらしい』と聞きさっそく友人と出かけて行って約500枚ぐらい作って持ち帰ってUNIVAC(いや、そのころ既にFujitsu M360になっていたかな?)に読み込ませたところ全部読めないと機械から吐き出され往生。
結局、再度キャンパス内の穿孔機で再作成という顛末。騙した奴にはラーメンを奢らせた。
入力がパンチカードなら、出力は15inchの紙。カフェテリア方式だったため、夕方プログラムを仕込んで翌朝出力を受け取るというアホな世界。期待して紙を取りに行くと「ERROR」でJCLの呪いのような文言の羅列のある15inch用紙を受け取る・・・。
UNIVACもM360も本体は拝んだことが卒業まで一度も無かった。汎用機とはそんな世界だった。
汎用機の世界とパーソナルなデスクトップ環境。前者はJCLを扱う「神」のような存在(admin)がいた世界。後者は気ままにH/WもS/Wも自分で好きなように扱える世界。
どちらに行くのか当時はわからなかったが、後者だろうと考えていた自分の読みは当たったかと現在では思う。